Night Walk

イギリス留学とSEとキャリア理論と

女二人車中泊、星空を巡る旅

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

社会人になってから、口癖となっていた言葉がある、「星を見に行きたい」である。

社会の荒波に揉まれ、大都会のアスファルトに焼き尽くされた心は、純粋に「綺麗なもの」を欲していた。頭の中にパッと浮かんだのは「星空」。20代女性の心を癒すのは星だ、そうだ星が見たい、綺麗なもので浄化されたい。。。

そして、社会人2年目の夏、同じく星空好きの友達と、女二人で沖縄に行った。目的は「綺麗な星空」たったひとつ。タイミング的にも台風がちょうど通りすぎたあとの絶好のタイミング、しかも長い休みをとることに成功し、5日間も滞在できる。 

 

そして初日にみた星空に、心を持ってかれた。

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(From 私のInstagram)

 

少し荒い画像だが、沖縄で見た星空はそれはもうとてつもなかった。本島にしか滞在しなかったが、栄えている中心部を過ぎて島の先端に向かえば今までみたことないような星屑の嵐にわんさか出会った。星という星が全て見えているかのような、空から降り注ぐほどの星。星。星。

初めて車から降りて肉眼で星空を見た時は、ほろりと涙が出たほどだ。

それほどまでに、心奪われたのだ。

 

そこから同じ友達と幾度となく、「星空旅」をした。

お互い目的は、「星空」一点のみなので、それ以外のことは極限までカットした。当日晴れている場所を見つけて、無計画に「行ってみよか!」な無謀な旅も多々した。案外都内から2日あれば、根性と勢いさえあれば、星が綺麗なところへ簡単に行けたりする。

都内からいけるところまで電車かバスで行き、そこからレンタカーを借りて星空スポットへ向かう。泊まる場所は決めていないので、よく車中泊をした。結局星を見て、撮影するのは真夜中になってしまうため、ホテルに泊まるのは結局無駄になってしまうことが多い。

車で星スポットまで向かう時のあのドキドキ感は本当に何事にも代えがたい特別な感覚だった。期待と不安が入り混じる感覚、そして車を降りた時の満点の星空たち。

 

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(お正月、富士山近くの公園にて)

 

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(夏、館山の灯台のある公園にて)

 

コロナが収まって、また友達とお互いに準備ができればまた絶対この旅をしたいと思う。もちろん安全には最大限注意していく。

女二人の星空旅はまだまだ行きたいところ、見てみたい「星空」がわんさかあるのだ。

 

 

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