SE・エンジニア職を希望している人向け、OB訪問のポイント
はじめに
元SIer、現SaaS企業のSEとして働いているmujicoと言います。
また個人で国家資格キャリアコンサルタントを取得して、新卒採用の面接官やキャリア相談員としても日々就活生と触れ合っています。
働くイメージって難しい
実際にSEやエンジニア志望の就活生と触れ合っていて思うのは、
「働くのをイメージするのって難しいだろうな..」という点です。
私自身、面接官として以下のような質問をすることが多いです。
- 「会社に入れたとしたらどのように活躍したいですか?」
- 「これからする仕事で一番期待していることはなんですか?」
このような質問に対しては、就職後の業務や働き方のイメージがある程度ついていないと回答が難しいと思います。もちろんHPや企業が出している情報などである程度のところまではイメージがつきますが、それ以上の内容となるとなかなか難しいです。
深く働くイメージをつけるためには、実際に働いている人に話を聞くのが一番です。
そこで今回の記事は、SE・エンジニア職のOB訪問に焦点をあてて、OB訪問のポイントについて書いていこうと思います。
OB訪問ポイント
働き方をイメージするためのOB訪問としては、以下の3点はぜひ確認したいです
- どのような仕事内容か
- どのような技術を利用するのか
- 働き方・ワークライフバランスについて
どのような仕事内容か
どんな職種のOB訪問であっても「仕事内容について」の質問はよくされるかと思います。
しかし特に、SEやエンジニア系の職種はこの点がとても重要です。なぜかと言うと、SE・エンジニアと一括りに語られがちですが、さまざまな仕事が存在するから。
(例)
・アプリケーションエンジニア
・インフラエンジニア
・ネットワークエンジニア
・社内SE
....etc.
さらにその職種名の中でも、それぞれ行っている内容が違うことも多いので、イメージをつけるために、本人の仕事内容だけではなく、チームや部署のくくりでもどのような仕事をしているかを聞いてみることが大切です。
SEやエンジニアの場合、同じ部であっても異なる仕事をしているパターンは多いです。
どのような技術を利用するのか
仕事内容の時点で教えていただける場合もあるかもしれませんが、プログラミングの言語やサービス、その他「どのような技術を活用して業務をしているか」という点は、仕事のイメージをつけるためにも非常に重要なポイントです。
教えてもらった技術を事前に触れておくことで、面接でもアピールができるようになります。
また、自分の得意や好きな技術がある場合は、その内容についてOB訪問の際に伝えてみて、どんな反応があるかを見てみるのもいいかもしれません。
働き方・ワークライフバランスについて
特にSE職を希望している方は必ず確認しましょう。
私は前職SIerにいたのですが、部署によっては夜中まで仕事をしなければいけなかったり、休日出勤が必要な業務もあったりしました。そのような「働き方」の面で自分の希望にあっているかどうかを確認してくことは、非常に重要です。
OB訪問で、どのような働き方が一般的なのかを確認しておくと、自分の実現したい働き方とのミスマッチが減ります。
どこからOB訪問を探せばいいのか
OB訪問のサービスはいくつかあるので、自分にあったものを探してみましょう。
自分の興味のある企業に在籍している方にお話をお伺いするのがベストですが、見つからない場合は、おんなじ業種の人でもいいので話を聞いてみることをお勧めします。
生の声を聞いて、働くイメージがついた就活生は面接の時に強いです!
私はcoconalaで、OB訪問サービスを行っています。
元SIer、現SaaSのSEとして、また採用面接官として皆さんからのご質問に対応をしています。
もしご興味がある方がいれば、お気軽にご相談ください!