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イギリス留学とSEとキャリア理論と

社会人の私がIELTS Band 6.5を取るためにやった全対策

はじめに

私は来年の秋からイギリスの大学院進学を目指しています。社会人になり、改めて学びたい分野を見つけ、海外の大学院で学ぶという選択を選びました。

海外の大学院へいくための第一関門といえば、英語の能力証明です。私は大学時代10ヶ月ほどイギリスに語学留学しており、英語能力としては、基本的な日本人よりは喋れる程度です。(それ以前は、普通の日本人より出来ない方の人間でした)

 

そんな私ですが、今年3月、IETLSテストで無事に(その時点の)目標であった、IELTS Band Score 6.5を獲得することができました。

 

Listening 7.0  Reading 6.5

Writing 6.0    Speaking 5.5

Overall 6.5

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(2020年3月に受験)

 

社会人の方で時間がなかったりする方も、緊急事態宣言が解除されたとはいえ迂闊に出かけたりはしづらく、コロナ禍の中で自宅での時間が比較的取りやすいかと思います。IELTSの勉強をするとしたら、「今が絶好のタイミング」です!

自分が試験を受けた印象だと、大学までの英語を覚えていて苦手意識がない人であれば、きちんと対策をすれば6.5まではだれでも取れると思います。

ぜひ今からでも遅くはないと思うので、IELTSを受けたい、英語検定にチャレンジしてみたいと思っている方は一緒に頑張りましょう!

 

 

 

IELTS対策

IELTS対策への心構え

 

IELTSはアカデミックな知識を問う試験であり、TOEICや英検とは異なる難しさがありますが、あくまでも試験です。決してパーフェクトに英語ができる必要はないです。

それに、IELTSもテストですので「対策方法」があります。そこを肝に命じて勉強していきましょう。ある程度テクニックがわかってしまえば、私がとったレベルまでは取れます。

 

その①「自分の英語レベルを見つめ直す」

 

私がIELTSの勉強を始めようと思った際に、改めて自分の実力を客観視する必要があるなと感じました。

アカデミックな分野を中心にした試験とはいえ、基礎がなっていない限りは歯も立ちません。いや本当に。 

 

 一度自分を見つめ直す時に、私は以下の設問を自分で立てて自問自答し現在の立ち位置を把握しました。

 

1)英語文法は一通り覚えているか?

2)英語の記事や英語のサイトを読むのに抵抗なく、ある程度の内容は理解できるか?

3)短文でもいいので自分で英語の文章を作ることができるか?

 

ひとまず、これが全てYESになるまでは、IELTSの勉強を初めても壁が高過ぎて挫折すると思います。

 

今回は「IELTS対策」がメインの記事ですので、基礎的な英語学習については詳しくお話はしませんが、ざっくりと3つに対する勉強法についてお伝えします。

 

▽「YES」のかた、ひとまず先に進みましょう!▽

 

1)英語文法の学び直しが必要・・・

文法は誰しもが学生時代一度は習ったものです。学び直しは自分のペースや状況に合わせながら、1ヶ月程度でさっくりやるのがオススメ

私が試した方法については、以下の記事で紹介しています。

dorudoruu.hatenablog.com

 

2)英語オンリーの記事・サイトを読むのに抵抗がある

これはもう正直、慣れていくしかないです。日常から英語に親しむ、英語の記事を1日に1回は読むなど、自分で目標を立てて、英語のサイトに抵抗感をなくしましょう。

 

IELTSはイギリス英語が主体の試験なので、英国発信のサイトがオススメです。

自分の興味にあったサイトから始めると、次第に慣れていくと思います。私は「科学系の記事」だったり「ミュージシャンのインタビュー」だとわりと飽きずに読み続けられたので、それを読みつつ、わかりやすいニュース記事などを読んでいました。

▷比較的わかりやすい英語で書かれている BBC (初級向け)

www.bbc.com

▷個人的に面白い記事が多くオススメ ナショジオ(中級向け)

www.nationalgeographic.com

 

3)自分で英語の文章が作れない・・・

これも言ってしまえば「慣れ」でしかないんですが、作文って合ってるかどうか添削してもらえないと中々自信持って出来ます!って言いづらいですよね。私も正直出来る!っていまも自信持って言えないです(苦笑)

単語はわかるしなんとなく文法を使って文章は作れるけど、いざそれを応用しようとするとガタガタになってしまったり、お手上げ状態になりがちです。

 

なので、まず始めは「真似るところ」から始めるべきだと思います。

2)にあった通り、英語で書かれた文章を読みながら、自分で「この言い回し使いそうだな」とか「こういう文書の書き方はじめてみた!」という部分があったら、それを写しておきます。そういう文章をストックしていき、自分で考えた文章を翻訳する際は、似たような文章を「真似」します。

 

もちろんミスするところも多いかと思うので、それは添削サイトなどを使うのが効率的。自分は以前「Hello Talk」というランゲージエクスチェンジのAppを使って、英語圏の方に自分の文章を添削してもらってました。無料です。

HelloTalk - Language Learning

HelloTalk - Language Learning

  • HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP
  • Education
  • Free

 

その②「自分なりの計画を立てる」

 

学習をする上で、ロードマップとして計画を立てることはとても重要です。試験対策も、ざっくりでもいいので計画を立てることをオススメします。

 

その①で、自分の英語レベルについて見つめ直しましたが、私はIELTS受験を決意した時に、「英語文法」の知識が大幅に足りていないことに気付きました。

なので、まず基礎固めをし、その後IELTSに対する本格的な対策を行う流れにしました。

 

▷mujicoのIELTSテスト 計画ざっくり3ヶ月

・12月

英語文法の再学習。大学までに習った文法を纏めて復習し、基礎固め

IELTS向けの単語帳のみやり始める

・1月

IELTS向けの学習開始。毎日Reading、Listening、Speakingの内2つを1時間学習。

Writingはできる日は毎日学習

・2月

1月の学習を継続しつつ、本番演習を毎週盛り込む。

・3月

本番!(3月初週)

 

はい、正直めっちゃざっくりです(笑)私は、大枠の計画とその月の目標だけ決めて、後はひたすら勉強するという流れにしていました。

細かく計画を立てるのも良しかと思いますが、社会人になると毎日どのぐらい時間が取れるかがわからないことが多いです。詳細な計画の場合、計画倒れする可能性が高いと感じたので、あくまでざっくり置いておきました。

 

また、重要だなと感じたのは、早い段階で試験日を設定することです。

私は基礎固めが完了した1月初旬、対策期間は「2ヶ月」と決めすぐ3月の試験日程を予約しました。早めに最終的なゴールを設定することで、走る原動力にもなりますし、言い訳が聞かなくなります(笑)

私は、試験勉強は長くできて2ヶ月だなと、自分の経験から感じていました。なので、2ヶ月ひたすら勉強した結果を試験で出し切るという流れは自分にとても合っていたと感じます。

 

勉強の組み立て方はひとそれぞれかと思いますが、まずは自分が頑張れる期間を設定し、早めに試験予約をとってしまうことをオススメします。

 

その③「自分がやったIELTS対策の全て」

ここからIELTSの具体的な対策方法について語っていきます。

まずIELTS全体に対して行っていた対策について説明し、その後各セクション別の対策について説明します。

 

全体の対策〜使用した参考書について〜

 

参考書については、向き不向きや好きなもの等あるかと思うので、一概に「コレが一番いい!」とは言いませんが、自分が使っていてオススメできるなと思った参考書のみ掲載しているので、ぜひ興味が出たものがあれば購入してみてください。

 

★必須! 絶対に買った方がいい 

▷ターゲット バンド7

Target Band 7: Ielts Academic Module - How to Maximize Your Score (Japanese Edition)

Target Band 7: Ielts Academic Module - How to Maximize Your Score (Japanese Edition)

 

この本は、IELTSの対策ブログを書いていらっしゃるSimoneさんのブログの知識を集約して出版された本の翻訳版です。Band 7.0を目指している人向けの資料になりますが、各モジュールごとに、試験に有用なテクニック・例題が多数掲載されています。

一般的な問題集だとテクニックについて触れておらず、問題をやるだけやってじゃあどうする?となりがちです。この本では最初に、各モジュールごとの攻略方法について記載があって、そのあと例題があります。明確な目的を持って問題を解くことができるので、とても有用です。ぜひ一番最初にIELTSを始める際には、この本を一読することをオススメします。

 

▷IELTS 公式問題集 

 これは言わずもがなですが、IELTSが出している公式問題集です。大学受験でいってしまえば、赤本のような立ち位置の本です。この本は勉強を始めた最初の方でやらないで、試験が近づいてきたら本番さながらにやってみることをオススメします。

 

★推奨! 自分はやってました

 ▷実践IELTS英単語3500

【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500

【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500

 

 IELTSの英単語集の中では一番ポピュラーな英単語です。アカデミックな語彙は単語帳を何回もやらないと身につかないものが多いです。1冊は持っておいて損はないと思います。

 

▷IELTS ブリティッシュ・カウンシル公認問題集 

 日本語で書かれた問題集です。これも公式問題集と同様に本番さながらにやってみるのがオススメです。この本が特にいいなと思った点は、付録でついてくる例文集です。SpeakingやWritingで使える例文がいくつか紹介されていて小冊子になっているので持ち運びがしやすく、なんども見返すことができます。

 

 

セクション別対策について

 

各セクション別の対策についてです。

 

▷Readingセクション

・セクション概要

Readingセクションは大問3つで構成されており、1→2→3と順に難しくなっていきます。制限時間は60分で、普通に分割すると大問に1つにつき20分ですが、大問1で20分消費していると間に合いません。15分→20分→25分あたりを目星に、問題を問いていく必要があります。

ですので、大問1〜2にかけては、どれだけ早く・正確に問題を解けるかが鍵になってきます。この反復練習が一番必要です。

 

また、Readingセクションは設問のスタイルが決まっています。例えば「各章のタイトルを選択肢から選ぶ」ですとか「追加の文章をふさわしい箇所に挿入する」など、よくある設問スタイルにも慣れていく必要があります。

このよくある設問集は、上にあるSimoneさんの対策本を読むとよくわかりますので、ぜひ参考にしてください

 

・対策方法

一番やるべきこと:英文スキミングを習得する。

スキミングとは、文章を全て読むのではなく、斜め読みし大枠を掴むことです。Readingセクションで出てくる長文は、全て読んでから回答するのは、時間的にほぼ不可能でした・・・これは個人差があるかもしれませんが、私は全て読んでたら余裕で60分超えました。ある程度ざっと読んで大枠を把握したあと、問われている部分を重点的に読むことで、時間短縮を図ります。

 

スキミングを習得すると言っても中々難しいものがあります。以下は私のやり方ですが、私も勉強中の身ですので、ご了承ください。

 

STEP1)まずは純粋に英語長文を読むスピードを上げる

長文になれるため、練習問題や記事などたくさん英語長文を読みましょう。ある程度意味がわからない部分があっても全然OKです。章ごとにどういう話をしているのか、最終的に何が言いたいのか、ざっくりわかるまでの時間をあげていきます。

 

STEP2)章の最初と最後だけ読んで、その後ざっくり読む

ある程度文章を読むスピードが早くなってきたら、次はよくあるスキミングの手順をやってみます。各章の最初と最後の文を読んで章ごとの大枠の筋を理解するという読み方をしてみます。その後、サーっとでいいので全部読んでみましょう。このパターンで、練習問題を問いてみてください。練習問題を解く際は、私は必ず「問題」を先に読んでから、文章を読んでいました。

「制限時間の20分以内に解ける」かつ「正答率が8割程度」であればかなりいい線にいってます。

 

STEP3)キーワードを拾って問われている箇所を瞬時に把握する

ステップ2までである程度スキミングはできています。ステップ3はもっと早くするためのポイントです。問題を読んだ後、スキミングをする際に、「人名」「会社名」「国名」「年代・年」など固有名詞をすぐピックアップし、問題と対応つけることでスピードを上げる作戦です。これは、問題によってピックアップする固有名詞が異なるので、ある程度問題を問いてからやってみると、感覚が掴めているためやりやすいです。私は、キーワードに丸をつけておき、すぐわかるようにしています。

 

以上、自分がやった対策です。Readingについては、どれだけ文章を読んだかが物をいう世界だと思います。文章を読んで、単語を覚えたり、問題の傾向を掴んだりと一番対策はしやすいセクションです。確実に点数をとっていきましょう。

 

 

 

▷Listeningセクション

・セクション概要

Listeningセクションは全40問で、大問は4つあります。

こちらもReadingセクションと同様に1→2→3→4と問題が難しくなっていきます。大問1は簡単な「ホテルの予約電話」や「観光案内での会話」など会話ベースのリスニング問題が多いです。2、3はものによりますが、4は大学の講義形式の問題が多いです。

リスニングはとにかく「問題を先に読むこと」と「聞き取れる耳を作る」ことが重要です。簡単な問題は確実に全問正解をとりましょう。難しい問題がどれだけできるかで、点数が大きく変わります。

 

・対策方法

一番やるべきこと:聞き取れる耳を作る

リスニングなので、とにかく英語の会話をできる限り聞くことが必要になります。ポッドキャストやYoutubeなどを用いて耳が英語になれるようにします。私が毎日聞いていたのは、BBCのポッドキャスト。

Global News Podcast

Global News Podcast

  • BBC World Service
  • News
  • USD 0

 

Speakingの対策にもなりますが、外国の人と会話をするのもいい方法です。私は友人が何人かいるので、友達と遊びにいって会話するだったり、オンライン英会話もやっていたので(これはSpeakingのセクションで詳しく話します)会話の中でリスニング力をあげていました。

 

しかし、どうしてもIELTSのリスニングが伸びない!

ポッドキャストで聞いている英語はどちらかというと「とてもわかりやすい英語」ですし、友人と会話する時も友人も配慮してくれるのでそこまで早いスピードでは話してくれません。オンライン英会話も同じことを感じていました。

なので、アイエルツのリスニングの際に、「スピードが早すぎて追いつかない!」と思うことが多々ありました。このスピード感に慣れるためにはどうしたらいいか・・・

 

解決策は、「1.5や2.0倍速で英語を聞く」でした。

ポッドキャストは1.5倍速で毎日聞き、1度やったリスニングの練習問題は2倍速で復習をしていました。とにかく早い英語に耳が慣れることで、リスニング問題の時に「むしろゆっくり英語を話しているように聞こえる」ようになったのです。

この倍速リスニングはかなり効果的でした。ポッドキャストは毎日配信があるので、毎日倍速で聞きながらジムでトレーニングをしていました。最初はなかなか聞き取れない箇所もありますが、次第に耳が慣れていき早いスピードの英語でも聞き取れるようになります。

 

私も最終的には、練習問題でも「7.0〜7.5」あたりの点数が取れるようになりました。リスニングもリーディングと同様に「日本人が点数を取りやすい」ジャンルです。なんども英語を聞いて耳を慣らして試験に挑みましょう。

 

 

▷Writingセクション

・セクション概要

Writingセクションは大問2つで構成されており、制限時間は60分です。1つ目の問題は、図や表を読み取り、150文字以上の文章でレポートを作成します。2問目は、お題について自分の意見を250文字以上で述べる問題です。

大問1は約20分、大問2は約40分目安で問題を問いていきます。2問目がとにかく字数も多いですし、構成をきちっと考えてかく必要があるため、こちらに時間をどれだけ裂けるかがポイントです。

 

・対策方法

一番やるべきこと:毎日解答例を真似る→(慣れたら)毎日1問以上答えを作る

正直、このWritingが日本人にとってはもっとも鬼門ではないでしょうか?英語で文章を書くという経験自体が少ないですし、ましては論文のように構成を立てて、自分の意見を述べるなんてことは日本語ですら難しいです。

私自身も一番手こずったセクションは間違いなくWritingです。まず最初になにをしたらいいかがわからない、どうやって文章で書くんだろう。はてながいっぱい状態でした。

 

なのでまずは恒例、「真似る」からはじめました。

Youtubeで「IELTS writing」などと検索すると、IELTS講師陣が自分や生徒の解答例を載せています。それを中心にまず動画をみて、解答例を書き写し、どうやってライティングしているかを把握するところからはじめました。動画だと、先生たちから文章のポイント等がコメントとしてあるのでわかりやすいです。

 

・私がお世話になったRyan先生の動画。

IELTS Writingについてわかりやすく解説してくれています。

youtu.be

 

そうやって、解答例を集めていき、自分なりのWriting本をつくっていきました。文章をコピーしつつも、似たような文章を集めて傾向を分析したり、接続詞や動詞なども集めて頻出単語集なども作りました。

海外のIELTS対策サイトにも問題と解答例が乗っているので参考にしました。

・有名なSimon先生のIELTS対策ブログ

www.ielts-simon.com

 

ある程度、解答例が集まってきたら、まずは解答例のある問題を自分なりに問いてみます。

解答例はあるにしろ、実際に自分で文書をつくってみると中々難しいです、、私も最初は絶望しました(笑)ひとまずボロボロでもつくった文章を解答例を照らし合わせて、うまくかけていない部分を洗い出し、Re-Writeします。

これを繰り返していくことによって、だんだん文章がかけていきました。

 

解答例をコピーする→問題を自分なりに問いてみる→コピーした解答例と比較

→うまくかけていない点をもう一度書き直し→全体をRe-Writeする

 

これを毎日やっていました。そうすることによって、自分の文章の癖がわかったり、だんだん慣れてくるので文章もある程度マシなものがかけるようになっていきました。

 

大問2の「自分の意見を述べる」250文字の論文については、Simon先生のブログや、参考書として紹介したターゲット7にて詳しく攻略法が載っています。

実は、設問の書き方によって問われている内容は異なるんです。どういう文章を書く必要性があるかを把握し、それにあった文章を書くのがスコアアップに繋がります。

 

また、これはあまり推奨できないやり方なのですが・・・私は時間もなかったので、250文字のうちの約90文字は、毎回同じ「自分用テンプレート」を書いていました。

いくつか読んだ解答例を元に、自分なりにテンプレートを作成し、なにも考えなくても約100文字はかけるようにしました。正直Writingについては、きちんと対策するには時間がかかります。短い時間でやるためには、ある程度大枠を流用する必要がありました。

これをすることで、問われている内容に集中ができるので、時間がない方にはおすすすめです。

 

 

▷Speakingセクション

・セクションの概要

Speakingセクションは、実際のIELTS試験官と1:1でトークをします。大問は3つ、1つめは日常的な質問を数問試験管から質問されます。2つめはカードを渡され、それにそったスピーチを1分間行います。3つめは、2つめに関連する話題でいくつか質問をされ自分の意見を述べます。

基本的に、Speakingでは自分の英語力を試験官にしっかりと見せる必要があります。質問の回答は、1センテンスではなく、2〜3文で返せるといいです。語彙力や文法の正しさ、などが見られています。

 

・対策方法

一番やるべきこと:ひたすら話す!

すごくシンプルな対策でごめんなさい(笑)。もうこのセクションについては会話に慣れるしかないです。Speakingは私がもっとも苦手としているセクションで、点数的にも一番低いセクションなので、対策方法うんぬんといってもあまりいい方法がないのですが、とにかく会話に慣れることが一番重要だと思います。

 

私はオンライン英会話や友人ととにかく会話することを心がけました。オンライン英会話は、1〜2月の間、1日できるタイミングがあれば、何度もレッスンを受けました。

社会人のため、その日に時間が取れるかはその日にならないとわからないことが多々ありました。なので、「予約不要」で「1日何回でも話せる」なネイティブキャンプを利用していました。一日に何度もできるので、1回学んだことをすぐ復習できるのもかなりよかったです。

 

・ネイティブキャンプ

 

私はその期間、50回以上レッスンを受けていますが、講師陣のクオリティはかなり高いと思います。IELTS対策も手がけている先生も何人かいますので、アプリの検索欄からIELTSと検索すると、IELTSに対応している講師陣がでてきます。

もちろん対応していない先生でも、スピーキングの練習にはなんら問題はありません。

 

私はよくネイティブキャンプの「5分間ディスカッション」を使っていました。

5分間、自分が選択したトピックについて先生と会話するものです。

簡単なトピックでは「Hobbies」や「Movies」また難しい話題だと「Discrimination」や「Environment and Pollution」など、IELTSでも出てきそうなトピックで先生と会話することができます。

トピックで使うようなワードを教えてもらったり、その話題に関する自分なりの意見を固めることができるのでオススメです。

 

 以上、正直スピーキングに関しては、まだまだ自分でも勉強不足・対策不足であると感じます。自分でも勉強した内容で対策についてアップデートしていけたらな、と思っています。

 

まとめ

 

ひとまず、私がIELTSに向けてやったこと全てを記載しました。

1)自分の英語力を客観視し

2)勉強計画を立て

3)対策を立てて勉強をする

 ▷Reading スキミングをできるようにしよう!

 ▷Listening スピードUPして、早い英語に慣れよう!

 ▷Writing 人の真似をしながら、書くことに慣れよう!

 ▷Speaking とにかく話す機会を増やそう!

 

とてもありきたりなことを話してしまいましたが、結局はIELTSも試験なので、近道はなく地道な勉強をしていくしかありません。

ただ、その反面、あくまで試験なので決して歯が立たないようなものではありません。私が書いた内容以外にも対策方法はたくさんありますが、少しでもIELTSを勉強している方の参考になれば幸いです。