イギリスにある雰囲気がパーフェクトなカフェ「Dickens Tea Cottage」
今週のお題「好きなお店」
私がイギリスに留学してたころ、毎週のように通っていたカフェがあった。何か落ち込んだ時、ハッピーなことがあった時、どんな時でもそのカフェに行くと心が安らいだ。なにより、イギリスにいた自分が言うのもなんだが「THE イギリス」な雰囲気がとっても大好きだった。
それが、「Dickens Tea Cottage」である。
(自分のインスタグラムより)
もう見た目からして1000点である。写真がこの1枚しか残っていないのが悔しい。名前の通り、イギリスの著名な作家であるチャールズ・ディケンズのコレクションに溢れた店内は、とてもチャーミングなおじ様とおばさまが経営している。店内だけではなく、スタッフも上品で可愛らしい人ばかりなのだ。いつも笑顔に溢れた素敵なカフェだ。
私がいつも頼んでいたのは「Cream Tea」。クリームティーは日本だとあまり聞き馴染みがある言葉ではないが、イギリスではとても一般的なカフェのメニューで、紅茶とスコーンのセットのことである。
(こんな感じ from フリー素材)
ここのCream Teaは当時800円ほどで、そこまで高くなく、かつ雰囲気も味もとてもよかった。私はよく語学学校の友達とCream Teaを頼んで楽しく会話することが多かった。
イギリスで、イギリス感溢れるカフェで、イギリスのカフェスタイル「Cream Tea」をいただく。これは最大の贅沢だった。
こんなにも素敵なカフェ、ぜひとも人にオススメして、イギリス旅行に行った際はぜひ行って欲しい!と思うところだが、そうはいかない。
実は、「Dickens Tea Cottage」は、ロンドンにはない。
さらに言えば、一般的な観光地の近くにはない、のである。本当にすっごくパーフェクトなお店だし、一見の価値ありなのだが、場所が田舎にある。
「Eastbourne」という町にこのカフェはある。
Eastbourneは私が留学していた場所だ。ロンドンから南東にある海沿いの町。避暑地として有名で、ゆったりとした時間の流れるほどよい田舎町だ。
いつかこの町については、ブログに紹介したいと思っているが、ひとまずロンドンから行こうとすると、Eastbourneまではざっくり電車で1時間半ぐらいかかる。
なのでなかなか気軽にオススメはできないが、もし時間があって行ってみたいと言う方はぜひ行ってみて欲しい。
個人的にロンドンを含めても一番好きなカフェだし、イギリスにもう一度行く時は絶対に行く予定だ。
ちなみに、現在(2020/5/31)2020年9月ごろまで休業中と出ているので、もし行かれる予定の方は、気をつけて欲しい。