Night Walk

イギリス留学とSEとキャリア理論と

児嶋一哉さんのしんどみについて語りたい

 

ずっとずっと書きたかったこと書きます。

アンジャッシュ児嶋一哉さんがしんどい(好き)

いやもうしんどいってもんじゃない。本当に児嶋さん知れば知るほど底なし沼なんですけど、ただのオタクを一体どこまで招くつもりですか、好き。今回の記事は今までの記事と違ってかなり勢いで書いているので、ご了承ください。好きな人について好きなこと書いているブログなのでご注意を。

 

ーしんどみの始まり

20代のお笑いの青春は「エンタの神様」だと思う。ゴールデン番組でバンバンネタ番組がやってた時代。かく言う私も漏れなく小中学生時代、エンタの神様大好きだった。そしてその中で一番好きな芸人はアンジャッシュだった。DVDも持ってたし、お笑いポポロも持ってるし、メンBは毎週録画して友達たちと「ワタ子」やってた。でも流行り廃りがあり、私は徐々に声優オタクになったので、そこからしばらくはお笑いから離れていった。

そして去年。数年前からくりぃむしちゅーとかチュートリアルとか中学時代に好きだった芸人に再熱してまぁまぁお笑いオタクをやっていた自分が、突然「あ、なんかアンジャッシュみたい」と思う瞬間がやってきた。私にとって彼らは青春真っ只中の最高の時代に見ていた芸人さんだったから、なんとなく懐かしくなったのかもしれない。それで彼らの出る番組を録画して、お得意のグーグル検索をしまくって今の彼らについて勉強しまくった。やめとけばよかった。最高に面白いコンビになってた。影が薄い、コントしかないと悩んでいた時代から、キャラが付きまくって最早以前の悩みが吹っ飛んで一周回ったレベルだった。二人とも弄られまくってるし、コンビになったら喧嘩するし。特に児嶋さんが最高になってた。中学時代は二人ともかっこいいなぁとなんとなく思っていたけど、年を重ねた児嶋さんは天然と愛らしさを兼ね備えたハイブリットなポンコツになってた。中学時代の私に聞かせてあげたい、「10年後ぐらいに児嶋さんがハイブリットポンコツになってるよ」って。多分信じないと思う。

 

ーポンコツというしんどみ

昔からずっとオタクをやっているが、基本的に私は「一度ハマったものは、熱が冷めても割とずっと好き」というタイプ。なので児嶋さんがポンコツっぽくなっているのはアメトーークの「こじまあそび」とか「キカナイト」とかでなんとなく知ってた。私のお笑い観として「いじられる人は卓越した才能をお持ちの方」であると思っているので、児嶋さんにそういう才能があるということにびっくりもしたし嬉しくもあった。でも改めて去年から児嶋さんのイロイロな番組をみてて、本当にポンコツで最高に愛おしいということに気付いてしまった。想像以上にポンコツだったし、想像以上に天然だった。最早尊敬の念を覚えるレベル。お肉の区別がつかない・野菜の区別がつかない・干支はわからない・言ってたことをすぐ忘れる・奇跡的ないい間違えをする・お風呂長く浸かれない・動物は普通(笑)360度死角なくポンコツ。しかもあの外見で。児嶋さんもよく言ってるけど「外見でみんな騙される」ってほんとにそれで、特に私が見てた時代の児嶋さんってボクシングやっててめちゃめちゃシュッとしてたんです。今もお顔十分整っているんですけど、あの時代は本当にイケメンって感じの外見で、しかもアンジャッシュ二人とも背が高いから絵になるんですよね。でも中身がポンコツじゃないですか。天才かよ神様。天は二物を与えずとか嘘。ポンコツという素敵なギフトもらっちゃてる。

 

ー”没頭力”というしんどみ

ここまでは割と世間に広く浸透している児嶋一哉像だと思うんですけど、ここからが本当の底なし沼だから、ちょっとでも興味ある人は迂闊に入らない方がいい。ここまではある種ポンコツ芸人としての児嶋さんで、そのままでも十分趣があるのに、さらにこの人の才能はそこだけじゃないっていうのが一番のしんどみポイントだった。この「没頭力」っていうワードは渡部さんが児嶋さんを褒めるときに使っていた言葉で、本当にさすがコンビだなぁと思ったんですけど。児嶋さんの一番の魅力はこの言葉に尽きるんですよね。自分が没頭したことにかけてはものすごい飛び抜けることができる人。それがボクシングだったり、麻雀だったり(プロ資格を持ってる)、演技のところだったりにつながってくるんです。その没頭しているものをやってる時の児嶋さんはとんでもない才能を持っています。まぁ麻雀がプロ資格を持っているので、一番いい例だと思うんですけど、なにかに対して極めることが出来る人。極めるという才能を持っている人って言った方が適しているかな。演技については「恋の罪」を見ていただけたらなと。主人公を言葉責めするどエスなクズ野郎の役なんですけど(事実)めちゃめちゃ陰険で色気があって、私は普段のポンコツっぷりとそれを比べて「!?!?!?」ってなって一気に奈落の底に落ちていきました。テレフォン○○クスする児嶋さんの気怠げな色気ね。とんでもない引き出しの持ち主だなって心底思いました。

 

ーアンジャッシュというしんどみ

ここまで児嶋さん児嶋さん言ってきましたけど、やっぱり私はアンジャッシュっていうコンビがすきだなぁって思うんですよね。二人が作るコントっていうのが私のお笑いの根底にあるので、お笑い芸人として本当に大好きです。今ですらすれ違いコントといえばアンジャッシュってなってますし、もはやすれ違うことをアンジャッシュするとか言うし、練られたコントの代名詞としてカテゴリを完全に確立していますけど、それって本当にスゴイことだなって思うんですよね。基本的にネタは二人(+構成作家さん)で書いているそうですが、アンジャッシュの二人の特徴的な部分はコントの練習をめちゃめちゃすること。以前白黒アンジャッシュで1本作るのにすごく時間がかかるし稽古をすごいするとお話しされていましたが、あの練られたネタを作るのには相当な時間がかかっているんだなぁとなんか感動してしまいました。ちなみに児嶋さんがほんとにネタ書いてるのか?と疑いの声は多数ありますが、その点に関しては児嶋さんの単独ライブの「タンピン」を見ていただけたらなと思います。児嶋さんにしかできないコントというのがしっかり確立されてて、しかも想像以上に面白くてファンの私もびっくりしたので。あとこの時代の児嶋さんはめちゃめちゃシュッとしているので非常にカッコイイです。そういう意味でもオススメ。

 

ーしんどみを体験したいあなたに

個人的にベストオブしんどみな児嶋さんをチョイスしてみなさんにお届け。

 

児嶋さんの最初で最後(?)のソロコントライブ。正直見るまでちょっと不安だったんですけど、とてもしっかりとした構成でかつ児嶋さんにしかできない世界が確立してて、見ててすごく嬉しくなりました。児嶋さんのコントの演技っていうのが最高に好き。ちなみにタンピンはPrime ビデオでも見れるよ!でも私はきちんとDVD買いました。Primeビデオって突然なくなったりするので。児嶋さんのコント師としての才能を是非見てもらいたいので一番最初に挙げさせていただきました。

 

 

 

 あーーー児嶋さんの色気〜〜〜〜^^^^^ってなる恋の罪。園子温監督に「声がいい」と言われてオーディションでゲットした役。(正確にはオーディションの役は落ちたけど監督から別の役はどう?と言われてどエスクズ野郎の役をもらった)多分これを見た後にバラエティの児嶋さんをしばらく直視できなくなるのでお気をつけください。ちなみに恋の罪はAmazonビデオでもHuluでも観れるゾ〜〜どエスクズ野郎なのに、途中のシーンでいきなり児嶋さんっぽくなるのに心底びっくりしたんですけど、この人天才なのかな!?

  

恋の罪

恋の罪

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

恋の罪 [DVD]

恋の罪 [DVD]

  • 発売日: 2015/01/06
  • メディア: DVD
 

 

 

アンジャッシュの単独ライブDVD(2011)五月晴れ。児嶋さんのポンコツっぷりを知れるミニコーナーもあり、相変わらず最高のコントありほんとお腹いっぱいになれる素敵なライブDVD。というかアンジャッシュさん次の単独いつですか(真顔)ほんと待ってるんですけど。

  

アンジャッシュ単独公演 「五月晴れ」 [DVD]

アンジャッシュ単独公演 「五月晴れ」 [DVD]

  • 発売日: 2011/09/07
  • メディア: DVD
 
アンジャッシュ単独公演「五月晴れ」

アンジャッシュ単独公演「五月晴れ」

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

DVDとかではなくテレビ番組としてあげると、個人的にはGirlsTV(児嶋さん司会、スパガが出演してた番組)が最高に楽しかった。児嶋さんとアイドルの親和性はすばらしい。乃木坂のニコ動の特番の児嶋さん司会のクイズ大会も面白かったし、言うなればつい最近のリトルトーキョーライフ(Hey!Say!JUMPの番組)のロケもゆる面白い。アイドルとのゆる絡みにかけてはピカイチの児嶋さんは是非みて欲しい。

あと個人的に児嶋さんの旅番組にハズレなしということで「そうだどっか行こう」とか、「ポンコツさまぁ〜ず」とか、大悟と旅をした「東西芸人」(これは正直一番みて欲しい)とかめちゃめちゃ面白い。ポンコツの旅ってなんでこんなにも面白いのか。

 面白いしか語彙がない私がうまく児嶋さんの素敵さを伝えられずもどかしい。ぜひ興味があったら見てみてください。新たな魅力にハマれるはず。